クレジットカードを現金化してしまう人たちは、ほとんどの場合お金に困っているという特徴を持っています。そもそもお金に困っていなければ、そこまでして現金を手に入れる必要性はありませんし、トラブルに巻き込まれやすいという危険を犯すこともないでしょう。借金などで追い詰められているからこそ、クレジットカードのショッピング枠を現金化してまでもお金を用意しなければならない状況の人たちが、それを利用してしまうのです。

クレジットカード現金化を利用する人は、他社からの借り入れが出来ないパターンがほとんどです。すでに他の金融会社から借り入れしていて返済が滞っているような場合、銀行やキャッシング会社からの借り入れは不可能となります。というのも、それらの信用情報はすぐ業界内で回るので返済能力がないと判断され、貸し付けてくれないのです。持っているクレジットカードのキャッシング枠の限度額いっぱいまで使っている、他からの借り入れが不可能、それでもお金が必要！となると、あとは闇金に手を出すかクレジットカード現金化くらいしかなくなってくるのです。闇金の恐ろしさは今や世間にも浸透していますが、それに比べるとクレジットカード現金化の認知度は低いです。ついつい手を出しやすい存在だと言えるでしょう。

クレジットカード会社はクレカ現金化を認めていませんし、ばれてしまえばカードの利用が停止されてしまいます。クレジットカード現金化の詐欺被害にあわなかったとしても、最終的に債務だけが膨らんでしまうので、返済能力を超える借り入れは絶対にしてはいけません。どうにもならないところまで来てしまったならば、自己破産しか道はないでしょう。自己破産なんて嫌だ！と頑なに拒む人も多いですが、クレカ現金化トラブルはそこまで深刻なものなのだと理解しておかなければなりません。